労働基準法が改正され、2019年4月からは有給取得の義務化が定められました。
しかし、実際には付与されている年次有給休暇を取得できない業界も少なくありません。 今回は、有給休暇の現状と今後の課題についてご紹介します。 【宿泊業、飲食サービス業の有給休暇平均取得率は32.5%】 年次有給休暇の付与日数は勤続年数によって変動し、最大で年間20日の有給休暇が付与されます。 しかし、実際には男女とも年間の取得日数の平均値は9.3日に留まっています。 更に、厚生労働省が発表した『平成30年就労条件総合調査 結果の概要』によると、 企業の社員数が1,000人以上の大企業は年間平均で11.2日取得できているのに対して社員数が100人未満の 中小企業では、平均取得日数が7.7日となっていました。 また、最も有給休暇が取得できていない業種は「宿泊、飲食サービス業」で、 平均取得数は5.2日、平均取得率は32.5%。 最も数値が高い「電気・ガス・熱供給・水道業」の平均取得日数14.2日、平均取得率72.9%と比べると 半分以下の数値になります。 【有給休暇を奨励するための社内制度の導入】 有給休暇の取得率と取得日数は、会社の規模・業種によって大きな差が出ています。 労働格差をなくすためにも、中小企業やサービス業の労働環境改善は一つの課題と言えます。 年次有給休暇を取れない理由には 「仕事が忙しくてなかなか有給休暇を申請できない」 「雰囲気的に自分だけ有給休暇を取ることが難しい」 などがあります。 このような課題を解決させるために、計画的に企業が取得日を決める“計画的付与制度”や 終日ではなく時間単位で取得する制度の導入などを検討してみてはいかがでしょうか。 有給休暇の取得率を高めることは、離職率の低下に繋がり、人手不足解消にも一役買ってくれる でしょう。
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こんにちは。
今日は接客についての内容です。 お客様の心をグッとつかむヒントが、お客様の心理には隠れているのです。 お客様の気持ちをないがしろにした接客はクレームにつながってしまいます。 なので、 お客様が抱く特別な心理を理解することが必要! それが分かると、 “形だけの接客”や“押し付けがましい接客” から脱して お客様が “心から喜ばれる接客” ができるようになります。 お客様の心理を理解することで、信頼関係も高まり、それが間接的かもしれませんが 売上に繋がっていくのですね。 ということで、お客様には【6つの心理】があると言われています。 では、 お客様の6つの心理とは何でしょう?? それは、以下の6つになります。 【お客様の6大心理】 ①歓迎されたい ②独占したい ③優越感を得たい ④損をしたくない ⑤自分が一番でいたい ⑥不安を解消したい お客様の心理とは、 「お客様として大切にされたい」 というが根底なのです。 6個の心理を理解できると、お客様目線になれ、そこからお店のファンに繋がっていきます。 ①歓迎されたい →お客様を大切にするお出迎え 「いらっしゃいませ」だけでは一方通行。続けて「こんにちは!」だと、お客様も 「こんにちは!」と返してくれます。 ②独占したい →大勢の中のひとりとしての扱いではなく、ひとりひとりしっかり向き合う。 忙しときほど周囲を見渡しお客様とアイコンタクトを! ③優越感を得たい →無表情で、どのお客様にも同じ言葉がけではなく、表情豊かにお客様ごとに言葉がけ! 何度も足を運んでくれるお客様は「お得意様」。名前や好みをしっかり把握し、対応しましょう! ④損をしたくない →口コミは「不満なとき」と「感動したとき」に多く発進される! 「清潔感」「明るい笑顔」「感じの良い話し方」「細やかな心遣い」が大事。 ⑤自分が一番でいたい →お客様にペースを乱さないお声がけが重要。お客様のサインを見逃さない! ⑥不安を解消したい →万が一お客様を待たせる場合、こまめなお声がけでお詫びの気持ちを表します。 お客様の「不安メッセージ」を察知! 同じよう商品・サービスが溢れている今。 一番必要なのは、お客様との繋がり・信頼関係 なのだと思います。 それがお店の差別化の一つになっていくでしょう。 |